本日、衆議院が解散され、総選挙が12月4日公示、16日投開票の日程で行われることになりました。  前回記事で、野田首相の衆院解散明言が「罠かもしれない」と書きましたが、結論的には野田首相はそこまでの「策士」ではなく、「

11/16 「民主党自滅解散」から国防強化へ

 本日、衆議院が解散され、総選挙が12月4日公示、16日投開票の日程で行われることになりました。

 前回記事で、野田首相の衆院解散明言が「罠かもしれない」と書きましたが、結論的には野田首相はそこまでの「策士」ではなく、「お人好し」であったということになります。安倍総裁との党首討論でも、自分の幼少のころのエピソードを持ち出して「バカ正直さ」を誇示していたのは、ポーズではなく、本音だったわけです。

 内閣支持率が最低水準に落ち込んでいる現在(党首討論でやや持ち直したかもしれないとも言われていますが)、解散総選挙を行うのは民主党としては惨敗必至で、一種の自殺行為です。それが明白であるにもかかわらず、なぜ解散に踏み切ったのか。

 定かなことは野田首相本人に訊いてみなければ分かりませんが、野田首相が元来、いわゆる「保守」の政治観を持つ人であることを重く見るならば、尖閣諸島など、中国からの侵略の危機が迫る中、国防軽視で対中宥和的な議員が多い民主党では我が国を守り切れない、もはや自民党に政権を譲った方がよいと、意識的にか無意識的にか判断したからかもしれません。

 仮にそうであれば、中国では対日強硬派の習近平氏をトップとする体制がスタートする時機にも当たっており、極めて妥当な判断であったというべきでしょう。野田首相は、国益のために民主党政権に自ら終止符を打ったのです。かくして、今回の衆院解散は「民主党自滅解散」と名付けるのが適当でしょう。

 そのような野田首相の“遺志”を十分に受け止めるためにも、民主党やその流れをくむ議員の皆さんには、来る総選挙でことごとく退場してもらわなければなりません。国防に意識を持った政治家が一人でも多く国会で席を占めるべきです。

 もっとも、自民党中心の政権に移行すれば、それで大丈夫かといえば、やはり心もとない状況です。前回の自民党総裁選では候補者は全員タカ派と言われた方々でしたが、今後、何かの拍子で以前の福田元首相のような中国に宥和的な指導者に交代しないとも限りません。

 わが国の政治外交の左傾化・弱腰化を防ぎ、自主防衛力の強化と、日米同盟を基軸にした対中国包囲網形成という外交・安全保障戦略をしっかり進めていく上で、幸福実現党が貢献できる部分は極めて大きいと自負しています。

 皆様のご支援を頂戴しながら、来るべき総選挙では必ず勝利し、幸福実現党として国政の一角にしっかり食い込んでまいりたいと思います。

立木 秀学
(ついきしゅうがく)
東京大学 法学部 第3類(政治コース)卒業後、幸福の科学入局。財務局長、専務理事などを歴任し、幸福実現党に入党。2010年7月から2012年12月まで幸福実現党党首を務める。
現在、HS政経塾塾長。
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