12日付のフジサンケイ・ビジネスアイのコラムでも申し上げました通り、終戦記念日の本日、黒川白雲政調会長、矢内筆勝出版局長、小島一郎幹事長代理、佐々木勝浩政調会スタッフと共に、靖国神社を昇殿参拝し、祖国のために一命を落とさ

8/15 靖国神社の参拝と、福島での「桃狩り」

12日付のフジサンケイ・ビジネスアイのコラムでも申し上げました通り、終戦記念日の本日、黒川白雲政調会長、矢内筆勝出版局長、小島一郎幹事長代理、佐々木勝浩政調会スタッフと共に、靖国神社を昇殿参拝し、祖国のために一命を落とされた方々に哀悼の誠を捧げてまいりました。

靖国神社の神門前にて

靖国神社の神門前にて

参拝の後、遊就館を見学させていただきました。以前、欧米人の記者が遊就館の展示内容について、「先の大戦への反省が見られない、偏向した内容だ」という趣旨で記事を書いていたのを記憶していたため、実際にどのようなものなのか、この目で確かめてみたいとかねてより思っており、今回初めて入らせていただきました。

1時間余りでざっと見て回ったため、細かいところはともかく、大まかな感想としては「ごく普通じゃないか」といったところです。

当時のわが国の置かれた状況や事態の推移をわが国の立場から公正に説明しており、日本の戦没者を慰霊する宗教施設に付属する資料館が展示する内容としては、当然すぎるほどまっとうなものだと感じました。

もっとも、この内容を他国の人が見たら、反発を感じることもあるかもしれません。

例えば、英エコノミスト誌元編集長のビル・エモット氏は、その著『アジア三国志』(日本経済新聞出版社)で、「遊就館をおとずれたイギリス人は、回転式ドアをはいったとたんに、怒りのあまり紅潮することだろう。建設に使われたイギリス人捕虜多数が落命した泰緬鉄道の機関車が、真正面に陳列されているからだ」と書いています。

泰緬鉄道の建設では、多数の犠牲者が出てしまったのは大変残念なことですが、日本にとっては戦勝のための努力の一環だったわけで、遊就館にその機関車が展示してあるのも、そうした奮闘努力の記念という意味合いが強いでしょう。

一つの事象について、戦いを交えた国の間で見方が逆になるのは致し方のないことです。

戦争としては連合国側の勝利に終わったため、連合国の主張する「正義」が世界に通用することになりましたが、だからと言って日本の主張する「正義」が全く意味が無かったわけではありません。大戦後に白人による植民地支配を打ち破って、有色人種の国が次々と独立を勝ち取るようになったことは、日本の「正義」が別の形を取って実現したと言うことができます。

少なくとも国内では、当時の日本の「正義」についても、国民の間でしっかり共有され、理解される必要があります。対外的にも可能な範囲内で、その「正義」について説明ないし主張をする必要もあるでしょう。

これからの日本に求められるのは、もちろん東京裁判史観に基づく「正義」ではあり得ず、さりとて戦前・戦中の「正義」をそのまま100%復活させたものでもなく、世界のリーダー国家の一つとして行動、発信していくために、その基礎となるにふさわしい歴史観や正義に関する考え方です。

他国との間で齟齬があったとしても、お互い大人の態度で粘り強く対話し、言うべきことは言いつつ、可能な所で折り合えるよう努力するということに尽きるでしょう。歴史観や正義に関する考え方が他国と完全に一致することは(一方が他方を完全に隷属させるということがなければ)まずあり得ないし、現在の国民国家体系の中では、それを前提にお互い折り合う努力をするほかないというのが私の考えです。

福島市内の果樹園にて「桃狩り」

福島市内の果樹園にて「桃狩り」

ところで、今回のお盆休みを生かして、風評被害の著しい福島市へ「桃狩り」に家族連れで行ってきました。

確かに、果樹園に行ってみるとお客さんはごく少数。係員の方によると、例年ならこの時期はバスで団体客が押し寄せるそうですが、今年はさっぱりとのことでした。

味はと言えば、みずみずしくて甘さも程よく、気が付けばいくつもの桃を平らげてしまいました。二人の息子もひたすら桃にかじりついており、妊娠中の家内も「おいしい!」を連発していました。

これだけガラガラだと、周りを全く気にせず桃狩りに熱中できるので、現在の福島の果樹園は絶好の穴場です。

桃に限らず、その日福島県内で食べた食事は、お米や野菜など地元の食材をふんだんに使用していて、これがまた驚くほどおいしかったです。私は「食道楽」ではない方ですが、それでもまた食事をしに福島に行きたいと思ってしまうほどでした。

放射線量に関しては、事実上全く健康に影響のないレベルなのですから、風評被害で空いている今の福島こそ、楽しくおいしい旅行先としてお勧めできます。

立木 秀学
(ついきしゅうがく)
東京大学 法学部 第3類(政治コース)卒業後、幸福の科学入局。財務局長、専務理事などを歴任し、幸福実現党に入党。2010年7月から2012年12月まで幸福実現党党首を務める。
現在、HS政経塾塾長。
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